良い環境で福祉の仕事がしたい人は京都き注目！

京都府が制定した、きょうと福祉人材認証制度は、京都に住む介護職関係者だけではなく、全国の福祉業界関係者からも注目を浴びています。この制度は、京都府が人材育成や人材定着に積極的に取り組む企業を認定し、求職者へ向けて京都の福祉業界のクリーンさをアピールする制度です。

きょうと福祉人材認証制度の制定により、京都府は福祉業界を志望する者への支援が全国と比べても進んでいると言えます。京都府による認証は、新人への教育体制の整備や将来的なキャリアパスと人材育成保証、働きがいと働きやすさを感じる風通しの良い職場づくりへの取り組み、社会貢献や企業理念を遵守することへの意識の4分野に含まれる17項目の基準に合格しなければ承認されません。そのため、この取り組みにより京都府の福祉業界は、離職率の減少や労働時間の短縮などの成果が挙がっていると言われています。

また、認証された事業所は京都府から信頼できる就職先として学校に広報されます。そしてさらに、認証された事業所の中でもより細く設定された基準をクリアした事業所は上位認証とされ、京都府の福祉業界において最も優れた事業所の一つであることが認められます。

このような京都府が取り組む福祉業界の可視化は、介護職を目指す者にとって、職場の労働環境についての心配や将来への不安を取り除くだけではなく、介護の仕事は他の職種と比較しても劣らない魅力がある職場であることを実感させてくれるのに役立ちます。働きやすい環境で誇りを持って介護の仕事をしたい方は、ぜひこのような取り組みを行っている京都府に注目し、文末のサイトで情報収集をしてみてはいかがでしょう？『参考：京都へ移住して働く～介護編～』